雑誌『歴史群像』2014年6月号(No.125)読了
「雑誌『歴史群像』2014年6月号(No.125)」を読みました。
この号の特集は以下の通り。
第1特集「本土防空戦」
第2特集「河南の会戦」
第3特集「リチャード獅子心王」
「本土防空戦」では、細かい防空システムの話よりも、日本のレーダー技術がそれほど世界水準と掛け離れていなかったということが驚きでした。レーダーで探知してから防空部隊を離陸させるまでに要する時間がかかりすぎる邀撃システムの方が問題であったようです。
「河南の会戦」は日本陸軍のグダグダ加減が印象的です。組織としての意思統一ができないまま総花的目標が掲げられ、それぞれが勝手に目標を解釈して好きなように意思決定し、それが臨機応変の美辞で肯定される、まったくのダメ組織です。
他には「”大気”な智将 小早川隆景」がおもしろかったですね。陪臣の身でありながら秀吉に頼られる境遇は難しい立場であろうと思いますが、その立場を利用して毛利家を盛り立て、さらに小早川家の利益も考えていた隆景は確かに智将です。秀秋を養子としたのは毛利家のために小早川家を犠牲にしたわけではなく、小早川家の地位向上も狙っていたはずだ、との指摘はその通りでしょう。
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