雑誌『歴史群像』2014年4月号(No.124)読了
「雑誌『歴史群像』2014年4月号(No.124)」を読みました。
この号の特集は以下の通り。
第1特集「駆逐艦乗りの沖縄特攻」
第2特集「政宗の奥州機動戦」
第3特集「第一次世界大戦への道」
「駆逐艦乗りの沖縄特攻」は、戦艦大和の沖縄特攻で有名は「天一号」作戦に参加した駆逐艦8隻に焦点を合わせるというマニアックな企画。定期刊行誌の一企画だからこそ成立する記事ですね。しかし多くの海軍軍人は、このような小型艦艇で戦い、死んだのです。海軍艦艇全体から見れば駆逐艦ですら比較的大型なのではありますが。
「第一次世界大戦への道」は、第一次世界大戦に至る複雑なバルカン半島情勢がまとめられていて、分かりやすい記事です。2014年は第一次大戦開戦100周年ということで、記念企画です。
他には、「作戦分析 日中戦争」は日本が強かった印象のある日中戦争前半でも戦線はかなりザルであり、太平洋戦争開戦前にすでに日本軍は相当無理をしていたことが分かります。「西洋戦史研究 ナポレオン戦争」はついにアウステルリッツ。相手側(ロシアとオーストリア)のミスが強調されますが、臨機にそれを利用することができることも成功する者の条件でしょう。「肥前の老虎 鍋島直茂」では、江戸時代の君臣関係が確立される以前の戦国大名の集団指導的な支配体制が分かってよいですね。ちなみに歴史群像では2013年12月号(No.122)で明治初期の佐賀の乱の記事を載せたばかりであり、佐賀に注目しているように見えます。
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