雑誌『歴史群像』2014年2月号(No.123)読了
「雑誌『歴史群像』2014年2月号(No.123)」を読みました。
この号の特集は以下の通り。
第1特集「幻のアウトレンジ戦法」
第2特集「アルデンヌ航空決戦」
第3特集「豊臣大名 黒田官兵衛孝高」
「幻
のアウトレンジ戦法」では、歴史上は発生しなかった艦隊決戦がもし戦われたならば、日本海軍の「アウトレンジ戦法」は見込み通りの威力を見せ付けたのかを
検証する記事。日本海軍は練度が高いと言われていますが、実際の海戦での命中率はそれほどでもないことが示されます。私も誤解していましたが、アウトレン
ジ戦法は敵の射程外から一方的に攻撃して敵を撃滅するような戦法ではなく、「先制の一撃」は射程外から加えるものの、好機に乗じて決戦距離に近迫して一挙
に敵を撃滅する、という戦法だそうで、アウトレンジから撃つのはあくまで最初の一撃だけなんですね。
「豊臣大名 黒田官兵衛孝高」は去年の大河ドラマ便乗企画ではありますが、「軍師」などという概念は戦国時代当時には無く、官兵衛の生き方も軍師のイメージとはほど遠いものであることが示されます。なかなか良い記事です。
他
には、「タイ王国戦史」がおもしろかったですね。第二次世界大戦においてタイは戦局に影響を与えるような存在ではなく、その存在が注目されることは日本に
おいてはほとんどありません。そのタイの視点から見た第二次世界大戦。日本が国家の存亡を賭けて戦ったように、タイも自国の存亡を賭けて外交に臨みまし
た。小国の悲哀と、それを乗り越える爽快感のある記事です。
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