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2014年12月

雑誌『歴史群像』2012年12月号(No.116)読了

「雑誌『歴史群像』2012年12月号(No.116)」を読みました。

この号の特集は以下の通り。
第1特集「アキャブの戦い」
第2特集「[史伝]武田勝頼」
第3特集「空母エンタープライズ物語」

「アキャブ」と言われてもすぐには思い浮かばない人は多い(私もその一人)と思いますが、現在のミャンマー、第二次世界大戦当時のビルマ戦線の最前線にある、インド洋沿いの都市で、現在のラカイン州の州都シットウェ。記事は日本がアキャブを奪った第一次アキャブの戦いと、イギリスが奪い返した第二次アキャブの戦いの両方を扱っています。記事は開戦初頭の日本軍の優秀さと、後半戦の日本軍の愚かしさを説く、ありがちな内容です。

おもしろかったのは「空母エンタープライズ物語」ですね。といっても私が感心したのは物語のメインストーリーではなく、小ネタとして挟まれていた「エンタープライズ」という単語の意味です。私もこの単語は「企業」の意味しか知らず、変な名前の空母だな、と思っていましたが、実は「進取の気質、前向きの姿勢、困難への挑戦」という意味もあるそうで、へ~、と思いました。

他の記事でおもしろかったのは「エチオピア戦争」ですね。非白人の国家が国軍の主力同士がぶつかり合う国家間戦争で白人の国家に勝利したのは日露戦争の日本が最初と思われ、この勝利が世界的にも多くの当時の植民地住民に希望を与えたことはよく知られています。しかし実は日露戦争の9年も前にエチオピアがイタリアの侵略を打ち破っていました。この事実が世界的にあまり知られなかった事情はよく分かりませんが、日本に先んじたエチオピアの名誉が再び世界に思い出される日が来るでしょうか。

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