雑誌『歴史群像』2012年8月号(No.114)読了
「雑誌『歴史群像』2012年8月号(No.114)」を読みました。
この号の特集は以下の通り。
第1特集「連合艦隊編制史」
第2特集「戦艦『大和』建造への道」
第3特集「帝国海軍 出師準備」
今号は雑誌『歴史群像』創刊20周年記念号ということで、海軍尽くしです。私個人は歴史ファンではありますが軍オタではありませんので、ここまで軍ネタで固められると、ちょっと読んでいて退屈です。
特集記事の中で興味を引いたのは「帝国海軍 出師準備」ですね。社会に出て仕事をするようになると、こういう下準備をする人々が気になります。艦隊が軍事行動を実施するためには武器弾薬、燃料、糧食、被服など膨大な物資が必要ですし、長期的に戦争を戦うためには整備施設や整備資材、人員の教育訓練の施設や計画も必要です。これだけ準備作業が膨大になると、準備作業をするための計画という、準備のための準備が必要になります。実に気が遠くなるような作業です。確かにこれだけの制度と、その制度を運用する組織を整備するには相当な資金と努力と時間が必要であり、明治から昭和初期までの日本が海軍に費やした情熱の大きさが感じられます。
あと面白かったのは「大和伝説の誕生」です。そもそも大和は、戦争中は最高軍事機密に指定されていたため国民には知られておらず、現在のように日本海軍を象徴する艦となったのは戦後のことです。その「伝説」の成立過程においては「宇宙戦艦ヤマト」が大きな役割を果たしたようで、大和ミュージアムの来館者が学芸員に対して「波動砲はどこ?」と質問する、という話は、ネタっぽいですが実話なのでしょうね。
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