雑誌『歴史群像』2011年6月号(No.107)読了
「雑誌『歴史群像』2011年6月号(No.107)」を読みました。
この号の特集は以下の通り。
第1特集「本能寺への道」
第2特集「激突!珊瑚海海戦」
第3特集「オデッサ包囲戦」
日本の戦国時代の記事が巻頭特集となるのは、1996年12月号(No.28)の「毛利元就軍団」以来18年ぶり。ちなみに1996年12月号は雑誌「歴史群像」が戦略・戦術・戦史マガジンに特化(1997年春夏号(No.30))する以前のことになります。
その「本能寺への道」では、従来守旧派の堅物の印象の強かった明智光秀が、実は幕臣から信長の家臣に転身してのちは信長の威を借りて畿内周辺の豪族や寺社の所領の「押領」を繰り返して私腹を肥やしていたという事実が紹介されています。これは比較的重要な事実だと感じましたが、光秀はこの不正の過程で朝廷、幕府と対立しており、後の本能寺の変の際に畿内の土豪や光秀の寄騎大名から支持を得られなかった要因となっていた可能性があるとのことです。「オデッサ包囲戦」は独ソ戦初期に実施された、ドイツ同盟国ルーマニア軍によるオデッサ攻略作戦の経緯が主題。私にとっては初めて知る内容であり、非常に興味深く読めました。かなりもたもたと攻略を進めるルーマニア軍を見ると、翻ってドイツ軍ってすごかったんだな、と思えます。
他には、「エジプト革命史」、「聖ヨハネ騎士団」といった記事が面白かったですね。特にエジプトは現在も混乱が続いており、また国際ニュースの主役に躍り出るような大きな変化が発生する可能性を秘めています。ぜひ良い方の変化でニュースになってもらいたいものですが、その時の予備知識として読んでおきたい記事です。
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