« 2013年6月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年7月

雑誌『歴史群像』2009年12月号(No.98)読了

「雑誌『歴史群像』2009年12月号(No.98)」を読みました。

この号の特集は以下の通り。
第1特集「黄海海戦」
第2特集「ベルリンの壁 1961-1989」
第3特集「[検証]サボ島沖海戦」

1997年春夏号(No.30)に戦略・戦術・戦史Magazineに生まれ変わって以降、第1特集は第二次世界大戦の中の戦いが選ばれ続けてきました。2001年6月号(No.47)で初めて日露戦争の旅順攻防戦が第1特集に選ばれましたが、その後もしばらくは第二次大戦ネタの独占が続き、次に第二次大戦以外のネタが第1特集に選ばれるのは2007年10月号(No.85)の「八八艦隊への道」。実に6年ぶりであり、戦史マガジンになって以降、No.85までの全56号の中で第二次大戦以外のネタが第1特集を占めたのはわずかに2号に過ぎない状況だったわけです。

しかし、編集方針が変わったのか、単にネタが尽きたのか、この後は第二次大戦以外のネタが増えていきます。2008年8月号(No.90)では第一次上海事変が採用、2009年2月号(No.93)、2009年4月号(No.94)ではカンブレー、アミアンと、戦史マガジンに変わって以降初めての2号続けての第一次大戦ネタの採用となり、本号では遂に初の日清戦争ネタ、黄海海戦の採用となりました。

本号で特に面白かったのは、ポーランドで開催された第二次大戦開戦70周年式典、西南戦争・鹿児島橋頭堡、永田鉄山斬殺事件[前編]。70周年式典は、歴史認識の相違はアジアだけではなくヨーロッパにもある、という話。鹿児島橋頭堡は歴史の通説を覆す新説。永田鉄山は、まず最初のページにある斬殺された血塗れの永田鉄山の遺体の写真に驚かされます。いつ撮られた写真なのかはっきりとは書かれていませんが、陸軍省軍務局長室から動かされていない遺体の写真は、おそらく事件の直後のものであろうと思われます。まだ前編ですので記事の結論は分かりませんが、後編が楽しみです。

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年9月 »