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2010年9月

チンギス・ハーン読了

歴史群像シリーズ特別編集「チンギス・ハーン」を読みました。
特別編集シリーズは他にも「篤姫と大奥」、「最新古代史論」などのタイトルが出ていますが、新・歴史群像シリーズとどのように住み分けているのかは今一つ不明です。

で、チンギス・ハーンですが、この本は旧歴史群像シリーズの25・26巻、「チンギス・ハーン」上・下巻の再構成です。実は私は旧歴史群像シリーズも持っていたのですが、敢えてコレクション的な意味でこの「チンギス・ハーン」を購入しました。再構成とはどういうことか、なんですが、大部分の記事を流用しています。調べたところ、新規書き下ろしの記事は全155ページ中、52ページであることが分かりました。3分の1くらいですね。これを多いと見るか少ないと見るかは微妙ですが、1300円も支払うにはちょっと考えるかもしれません。流用記事にしても、少し言い回しを修正していたりする記事もありますし、全くそのまんまの記事もあります。修正があろうとなかろうと、内容的には変わりません。

注目すべきは新規書き下ろし記事なのですが、私の感想としてはイマイチなイメージは拭えませんでした。その中でもわずかながら見るべき記事は「チンギス霊廟発掘」でしょうか。いわゆるアウラガ遺跡というやつで、モンゴル北東部で見つかった遺跡の記事です。これは最新のチンギス考古学の成果で、新書でも読んだことがあります。チンギス・ハーンはその有名さに反して、実は墓の位置が特定されていません。歴史上、多くの探検家がチンギスの墓を探し求めてきたそうですが、この霊廟の発見は、墓の発見につながるかもしれません。

この本を読んでいると、「蒼き狼と白き牝鹿」シナリオがプレイしたくなってきますね。

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