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2010年3月

日露戦争全史読了

実はひそかに続けていました、日露戦争の調査。
今回は日露戦争全史を読みました。
実に、日本側の歴史を明治維新から書き起こしていまして、
結構な分量です。
記述も非常に詳細です。日露戦争における日本側、ロシア側の
試行錯誤がよく分かります。
読んでいて思ったのは、ロシアの極東総督アレクセーエフの主張は
そんなにおかしくはないのではないか、ということです。
クロパトキンの焦土戦術は戦術としては正しいかもしれませんが、
戦争を政治の延長と見る場合、旅順や遼陽の失陥はかなり重要な
意味を持ちます。戦力的に劣勢であっても、これらの都市を
守備するための方策を採ることは正しい選択だと思いました。
あとは、日本の第3軍の指揮官、乃木希典に対する評価は非常に
からいです。日本では明治天皇への殉死によって忠臣のイメージを
持たれていますが、戦術的にはかなりの失策を犯してしまっている
ようです。何せ犠牲者の数が膨大ですからね。
指揮官の責任は免れられないでしょう。

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平清盛読了

赤本シリーズの36号、「平清盛」を読み終えました。
これで赤本の源平シリーズは制覇できました。
やや気になったのは陰謀史観というか、政権を取った
清盛が全て計画的に行動し、計画通りに進行した、
というような見方です。
例えば平治の乱なんかがそうですけど、清盛は藤原
信頼が決起するのを知っていてわざと熊野詣でにでかけた。
途中で決起の報告を受けるが、信西の死を待って行動した。
というような議論です。
歴史はいろいろな人々の思惑で構成されています。
平清盛に関しても本人は当然ながら、院、天皇、藤原家、
平氏の家人、源氏など多くの人が絡んでいます。
清盛自身ももちろんいろんなことを考えながら行動した
でしょうけれども、その全てが清盛の意のままに進んだ、
というのは考えすぎだと思います。
清盛も含めて全ての人が、試行錯誤を重ねながら
行動したのであって、清盛が政権を取れたのも結果論
でしかありません。

執筆陣にもまぁまぁ満足です。人物列伝は全て作家ですけど、
それ以外は学者、歴史家でした。

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GDIによる描画

「Windowsゲームプログラミング」の第2章、「GDIによる描画」を
読みました。
グラフィック関係は全くの素人なので初めての知識が多くて
面白かったですね。
リージョンなんかは効果的に使えば面白いことができそうです。

コンピュータグラフィックスなんかも、一度勉強してみたいな、とは
思うのですが、根本的に絵心のないものですから、成果が得られるか
どうかは微妙。ゲームプログラミングをするにあたっては絵心は
必須ですよね。うーん、むずかしい。

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