日露戦争全史読了
実はひそかに続けていました、日露戦争の調査。
今回は日露戦争全史を読みました。
実に、日本側の歴史を明治維新から書き起こしていまして、
結構な分量です。
記述も非常に詳細です。日露戦争における日本側、ロシア側の
試行錯誤がよく分かります。
読んでいて思ったのは、ロシアの極東総督アレクセーエフの主張は
そんなにおかしくはないのではないか、ということです。
クロパトキンの焦土戦術は戦術としては正しいかもしれませんが、
戦争を政治の延長と見る場合、旅順や遼陽の失陥はかなり重要な
意味を持ちます。戦力的に劣勢であっても、これらの都市を
守備するための方策を採ることは正しい選択だと思いました。
あとは、日本の第3軍の指揮官、乃木希典に対する評価は非常に
からいです。日本では明治天皇への殉死によって忠臣のイメージを
持たれていますが、戦術的にはかなりの失策を犯してしまっている
ようです。何せ犠牲者の数が膨大ですからね。
指揮官の責任は免れられないでしょう。
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